架空現代劇シリーズは、
ぬた場の芋屋が提供する
短編オムニバス形式の
ショートストーリーです。
よろしかったら、見ていって下さい。
始めに
この創作物はフィクションであり、
実在の人物及び団体とは関係ありません。
しかし、こちらの認識不足により、
以前から活動されている方々の活動内容及び
創作内容と重複してしまう場合も考えられます。
この場合、相互の活動の住み分けの為に、
こちら側での名称変更及び内容の見直しなど、
公の場での発表の後、プラン修正として考えております。
「こちらの創作物の内容について何かございましたら、
連絡をいただければ、
再考の後に内容修正いたします。」
この考えをこちらの基本的な活動方針とし、
この創作物の内容にて、
全ての皆さんに、このストーリーを贈ります。
架空現代劇シリーズ
ポエマー、考える(?)。
オレはポエマー、
しかしゼニは持っていない。
貧乏ゆえに、生活費をかけない趣味の
ポエムを作り、
我がが家の中での節約生活で
細々と過ごしている。
ゼニはかけれないが、
人生の過ごし方としては、
文化という面で
コストパフォーマンスが良い過ごし方として、
割と気に入っている。
そして、
今取り組んでいるポエムは、
大長編のストーリーポエムだ。
大まかなプロット(骨組み)は
組み上がってきたので、
それなりにやる気もわいてきた。
今日もゼニを節約した生活を送り、
ポエムを制作だ!
・・・
「我が名は反作用の12」
「割れている、裂けている、枯れていく・・・」
うむ、
大長編のストーリーポエムの敵役としての
キャラが乗ってきた。
クオリティーとして
まだ荒い部分が気にかかるが、
この調子で更にポエムを・・・
ピンポーン・・・
玄関のドアホンが鳴った。
誰かが来た様だ。
「こんにちは~、
今月分の集金で~す。」
「あっ、
ちょっと待ってください。」
オレは集金の人にゼニを支払った。
「ありがとうございました~。」
「はい、お疲れさま。」
ポエムを考えていた我がが頭の中を、
あっという間に
現実世界へと引き戻す日常生活。
恐るべし。
おっと、
ポエマーとしてのコンセントレーションが
分散してしまった。
再び大長編ストーリーポエムの制作に
コンセントレーションを高めねば。
・・・
「大丈夫だ、
まだやれる。」
「マスター、
先程のダメージで出力ダウン、
変身を解除します。」
「御主人様、
こちらもです。
変身を解除いたします。」
「チッ(悔しがる)。」
うむ、
いい感じだ。
モンスター側の攻撃で
ピンチになる主人公達の困難感が出てきた。
しかし、
ストーリーを見直すと
更に盛り上がる余地が有りそうな感じだ。
ここから更に
ストーリーポエムを盛り上げ・・・
トゥルルルルル~ッ・・・
おっと、
電話がかかってきた。
「もしもし?」
「お忙しい時にお電話致しましたのは、
今回は弊社の商品を・・・」
「・・・という商品なのですが、
いかがでしょうか?」
「あぁ、
うちは間に合ってますので結構です。」
ピッ・・・
ふぅ~、
しかし営業マンも大変そうだな。
現在の社会の景気を考えると、
数字を稼ぐのは難しいだろうから。
節約生活をしているゆえに断った反面、
労働稼働分は報酬を受け取って
人生お達者でと思い、
スルーはしたものの、
気配りをしてみた。
おっと、
ポエマーとしてのコンセントレーションが、
社会の現実に触れて掻き消えてしまった。
再度、
ポエムコンセントレーションシステムを
起動させねば(?)。
・・・
「「かの地」からのエネルギーを受けた
「無への回帰の蛹」から、
しゅんごい量のエネルギーが
あの「回帰発動因子」へ
送られてるでしゅ~。」
「そのエネルギーが
対消滅昇華を打ち消したのか?」
うむ、
いいテンションになってきた。
ストーリー後半のラスボスへの危機感と、
主人公達のチームワークが合わさって、
大長編ストーリーポエムとして
味が出てきた。
しかし、
ありきたりの部分が感じられる。
ここは変化のエッセンスを加えて
ラストへ向けて更にポエムを・・・
ピンポーン・・・
おっと、
誰かが来た様だ。
「こんにちは~、
荷物をお届けにあがりました~。」
「この伝票にハンコかサインを。」
「はい、
お疲れさま。」
誰からの荷物だろう?
「あっ、
実家の親からだ。」
荷物の中には、
食べ物と日用品と
手紙が入っていた。
「何々~、
ここんとこ季節の変わり目だから、
同封してある食べ物で
「あったかほっこり汁」作って食べて、
同封してある「お腹あったか腹巻き」して、
体に気を付けて過ごすんだよ。
・・・か。」
実家で過ごしていた
昔の生活を少し思い出した。
そして、
今の自分はポエムよりも、
別の過ごし方を行うべきではなかろうかと、
思わず考えてしまった。
しかし、
社会は分業で成り立っている。
文化の一翼として、
ポエムも担っている部分が
あるはずだ。
・・・
おっと、
ポエマーとしてのコンセントレーションが
実家を思い出して消失してしまった。
ここは・・・
ポエム制作は、また明日にして、
「お腹あったか腹巻き」をして
「あったかほっこり汁」を食べる事にした。
ズズズズズ・・・
ぷっは~、温かい。
「明日もしっかりせねば・・・」
(END)
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